大切な人にわかってほしかったこと

弁護士をやっていると、

夫婦・パートナー間(離婚など)
兄弟間(相続など)
親子間(様々な場面)の

対立・紛争の場面に関わります。

そういう場面では、俗に
「家族間紛争は泥沼」
と言われるとおり 怒りや感情的になる場面が多いのはたしかにあります。

相手のやったこと、やっていることが

不正義だ
自分勝手だ
違法だ
犯罪だ
非常識だ
普通じゃない
ひどい

というように怒りとともに非難をする場面が多くあるわけで、
そのままその不正義やその他の事実を基に、法で認められる範囲で身分関係や財産関係をきっちり区切って、縁を切るのも一つの手です。

一方で、
そういったお話をお聴きするときに多く垣間見えるのが、
その方の、
【わかってほしかった】
という声です。
怒りの奥に、

大切な人、元・大切だった人に

「この想いをわかってほしかった」

という声にならない声とともに、悲しみ・寂しさ・つらさがあることがあります。

そういった場合、その想いに気づいて、その悲しみ・寂しさ・つらさをケアしてあげることで、

そこから派生する怒りも和らぎ、よりやわらかい別の解決の方向性がみえることがあります。

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大切な人、元・大切だった人に対してあなたが何か怒りや声にならない想いをお持ちの場合、

自分がその人に

【何をわかってほしかったのか?】

を探して、

その想いとともにあった、ご自分の悲しさ・寂しさ・つらさに、

「悲しかったね」

「寂しかったね」

「つらかったね」

と声をかけて優しく一緒にいてあげることで、

あなたの今と未来、過去に、優しい変化が訪れるかもしれません。