問題社員の対処法とスネ

「この社員が大変なんですよねー。」

顧問契約をして相談役のように置いて下さる社長さんからはこんなお話も聴きます。

「それはひどいですね。」とひとしきり問題行動をきいて、まあ非常識だしそれは嫌がられるわという話なのですが、

「それで、まああくまで可能性なんですが、その行動の奥には認められたい、愛されたいみたいな気持ちがあって、さらにその奥には自分は認められないっていう欠乏感とか劣等感とかがあるのでそういう下手くそで迷惑な表現方法してるのかもしれませんねー。」

となんとなく感じたことをお伝えすると(一例)、

「ああ、なんかわかる気がします。あんなこと言ってたしなー。」

と言いながら怒ってた目が優しくなる社長が好きですわ。


“問題”社員(問題上司でもパートナーでも親でも子でも一緒)の”問題”行動に正面から対処するよりなぜそんなことをするのか、その奥の気持ちを見てあげる方が大事で、

私たちのたいがいの厄介な行動、態度は、「認めてほしい、愛されたい」の気持ちのくそ不器用な表現であることが多くて、その奥には「どうせ自分は認められない、愛されない」の思い込みがあったりします。要は拗ねてます。ええ、私もありますわ。

そんなところは人間何歳でもあるので(人間だもの)、その人が何歳だろうが立場があろうが、もう小さい子どもがそう拗ねてると思ってその気持ちに上手く対応してあげようとする方が対処しやすい上に有効だし、ハマれば一気に物分かり良く友好的、協力的になったりもします。

拗ねまくってるとみるみる現実がこじれていくので(拗ねてると人から嫌われるような行動を無意識にあえてとって”どうせ自分は認められない、愛されない”を確認し続けちゃいます)

相手の下手くそな表現方法の奥に拗ねや悲しみをみてそこを認めてあげられる対応ができて、自分の下手くそな表現方法の奥に昔作った拗ねとか悲しみとか寂しさを見つけて認めて優しく寄り添ってあげられることで、よりシンプルで素直で生きやすい人間関係と世界ができるかなあと思います。